「会社を内面から充実させていきたい」 AI-CONが契約書への苦手意識をなくす

東京都大田区といえば、「昔ながらの町工場が立ち並ぶ街」というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。そんなものづくりの街、大田区の一角に工場と事務所を構えておられるのが、株式会社三輝様です。

2018年で創業50年を迎える株式会社三輝を率いておられる代表取締役社長 阿部 拓也様と同社PB商品部マネージャー 斉藤修男様に、AI-CONが日頃の法務業務でどのように役に立っているか、また今後AI-CONに期待されていることについてお話を伺いました。

 

私たちの暮らしを支える「流体継手」を造り続けて50年

―阿部様が社長になられた経緯や株式会社三輝様の事業内容について教えてください

 

阿部:高校卒業後、社会人経験を経て世界観を広げようとイギリスに留学しました。帰国後は洋服が好きだったことからアパレル関係の会社に就職してしばらく働いた後、弊社に入社することになります。当時は「社長の息子」ということでいろいろ言われたこともありましたが、目の前の仕事にひたすら真摯に向き合い続けた結果、自分のことを理解して支えてくれる従業員も増え、現在の社長という立場に立つことができました。

弊社では、創業以来およそ50年間、主に「流体継手(りゅうたいつぎて)」という工業製品を製造してきました。流体継手とは、鉄を火炎で切断する「溶断機」という機器で安全装置としての役割を担っている製品です。よく、造船所や工事現場では、鉄を切るのに火炎を使っていますよね。その火炎が逆流することを「バックファイヤー」というのですが、このバックファイヤーは1秒間に2000メートルも進む力を持っていてとても危険なので、それを制御するための安全装置として流体継手が使われているんです。

また、「継手」という名前の通り、流体継手にはホースとホースなどをつなぐ役割もあります。一般の方にはあまりなじみはないかと思いますが、流体継手は金属を加工する現場で利用されている機器のホースなどのジョイント部分には必ずと言っていいほど使われています。それくらい、私たちの生活とは切っても切れない関係にあるものなんですよ。

あとは、PB(プライベートブランド)商品として、流体継手の技術を応用した「詰め替えそのまま」という製品を製造・販売しています。これはシャンプーやボディーソープなどの詰め替えパックをそのまま使えるというもので、東京商工会議所 会頭賞や東京都大田区新製品コンクール 優秀賞など数々の賞をいただきました。おかげさまで売れ行きも好調です。

 

「楽しくなければ会社じゃない やりがいなければ仕事じゃない」

―株式会社三輝様のビジョン・ミッションについて教えてください。

阿部:弊社では、「楽しくなければ会社じゃない やりがいなければ仕事じゃない」というスローガンを掲げています。会社って、一般的に「いやなことでも我慢してやらないといけない場所」のようなイメージがあるじゃないですか。しかし、僕は「会社って楽しいところなんだよ」「仕事は、やりがいがあってこその仕事なんだよ」ということを従業員に伝えたいんです。そのために、「トレーニングルームを使うと1回400円を会社から支給」「資格を取得したら報奨金を支給」「仕出し弁当の半額を支給」「大切な人のために使えるLOVE休暇」などの福利厚生を充実させています。

会社の業績目標としては、今5億円くらいのところを10億円以上に引き上げられるよう取り組みを進めています。でも、目先の売上ばかりに目をとらわれるのではなくて、内面から充実した、元気や笑顔のあふれる会社にしていきたいと思っています。ゆくゆくは、従業員全員に「この会社に入ってよかった!」と思ってもらえるようになって、離職率をゼロにするのが目標です。

 

GVA TECH社の法務リスク判定サービス「AI-CON」について

契約書の文言を読みこなすのにひと苦労

―AI-CONを導入された経緯とは?

斉藤:契約書って、書かれている文言がとても難しいですし、内容も重いじゃないですか。なので、契約書のチェック業務はどうしても後回しになりがちでした。読んでみても、言い回しが独特で頭に入ってこないし、ひとつひとつの文言を理解しながら読み進めるのもひと苦労。契約書って会社を守るために絶対必要なのに、今まで契約書に対して苦手意識があって敬遠していました。かといって、弁護士などの専門家の方に相談するのも躊躇してしまうんですよ。質問したい内容がなかなかまとめられないし、何より費用のことも気になっていたので。

そこで、弊社の監査役としてお世話になっている方からのご紹介でAI-CONのことを知り、その方からのアドバイスもあってAI-CONを社内に導入することになりました。当社で取り扱っている契約書は、秘密保持契約書がメイン。あとは、ある程度規模の大きな新規のお客様と結ぶ基本取引契約書や、デザイン業務を受託するときの業務委託契約書、ある程度プロジェクトが進んでくると作成する特許のライセンス契約などがあります。

数はまだまだ少ないですが、海外の取引先と売買契約書を交わすこともあります。AI-CONを導入して以来、それらの契約書のチェックをすべてAI-CONに頼るようになりました。

AI-CONの使い方については、説明をあまり受けていなくても、画面に従ってクリックしていくだけで契約書のチェックができるので、気軽に使えるツールだと思います。

 

AI-CONのおかげで契約書が身近な存在に

―AI-CONは御社の法務業務にどのように役に立っているでしょうか?

斉藤: AI-CONを使えば、契約書をアップロードするだけで、何らかのフィードバックがいただけますよね。すると、あれだけ難しく感じていた契約書の内容が、すっと頭に入ってくるようになるんです。リコメンドの内容も分かりやすく書かれているので、契約書が今までよりも身近な存在になった感じがしています。

そのため、今まで後回しにしがちだった契約書チェック業務が迅速にできるようになり、お客様へのレスポンスもタイムリーにできるようになりました。そのため、契約書チェック業務に関しては大幅な時間短縮につながっています。

また、AI-CONでは契約書の条項一つひとつに対して「相手に有利」「中立」「自分に有利」というのを示してくれるので、言葉の選び方のさじ加減がわかる点もいいですね。表現の違いによって相手に違った印象を与えられることがわかり、とても勉強になります。

さらに、今まで契約書をチェックしていて「自分はこう解釈したけれど間違っていないだろうか」と心配だったこともあったのですが、AI-CONで契約書を添削してもらってアドバイスをいただくことで、「自分が思っていたことに間違いはなかったんだ」と自信が持てるようにもなりました。

 

法務業務だけでなく、営業活動にも注力したい

―AI-CONで削減できた時間で今後取り組みたいことはありますか?

斉藤:AI-CONを使うことで、契約書のチェックにかかっていた時間が短縮できたおかげで、お客様にもスピーディーにリアクションができるようになり、催促されることがなくなりました。契約書は社内で回覧することもあるので、今後はよりいっそう早く社内に回覧できるようにしていきたいという思いがあります。

また、私は法務業務を行う傍ら、営業活動もしているので、営業先を新規開拓したり、既存のお客様によりきめ細かなフォローをしたり、ということも余裕をもってやっていきたいですね。あとは、迅速にメールの処理をしたり、お客様に企画書を提出するための下調べや事前準備も念入りに行っていきたいと考えています。

 

印紙の要否や契印・割印についてのアドバイス機能があれば

―これからAI-CONに期待することは?

斉藤:iPhoneなどに入っているアプリ「Siri」のように、言葉を認識してくれる機能があるといいなと思います。こちらが「この文言は入っていても大丈夫?」と、話しかけるとAI-CONが認識してくれて会話ができるようになれば、よりこちらの言いたいことを伝えやすくなるのではないでしょうか。

また、契約書のドラフトの中でも、修正案を示してくれるだけではなくて、弁護士などの専門家の方に契約書のドラフトの中で会話をして、契約の相手方とどのように交渉すればよいかアドバイスを受けられるようになると心強いなとも思います。

さらに、契約書に印紙が必要かどうか、必要であれば何円分の印紙が必要かということもAI-CONが教えてくれると助かります。契約書を作成するときに、いつも印紙がいるかどうか判断に迷ってしまうんですよ。ついでに、契印や割印の方法、契約書の製本の仕方なども表示してもらえると、契約書の作成に慣れていない人にとって、かゆいところに手が届くようなサービスになると思いますね。

 


 

AI-CONのおかげで契約書への苦手意識がなくなり、むしろ身近に感じられるようになったと話してくれた斉藤様。さらに、印紙や契約書の製本方法に関するリコメンド機能についての提案もしてくださいました。AI-CONが、これからますます皆さまにとって使いやすいツールになるよう、一層機能を充実させていきたいと思います。今回は貴重なお話、ありがとうございました。

 

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