AI-CON 登記で本店移転登記手続をやってみた!

本店移転登記やるよ!

GVA TECH ではメンバーの人数が増えたことにより「お引越し」が行われました。

ほかのスタートアップ企業もそうだと思いますが、会社の成長に伴って急激に人数が増えるので、そのたびに「お引越し」が必要になってきます。で、この際に法的な手続が必要になってきます。今回は、この「お引越し」の手続、もう少し正確に言えば、本店移転の手続をやってみました!という記事になります。そう、AI-CON でね! (キリッ

前提知識に興味のない人は「3」から読んでください。

ちょっとそこ座りなさい!――本店移転登記解説

そもそも本店移転登記ってやらないといけないのでしょうか?

めんどくさくないですかね?

前提からお話しましょう。

とりわけ商取引の世界では、法的な責任主体を特定する必要があります。それはなぜかというと、トラブルになったときに相手方の責任を追及できるようにしておくためです。たとえば、もしあなたが売主の立場だとして、500 万円の製品を買主に納入したときに「代金が回収できない!」ということになると困ってしまいますよね。放置すれば会社にとって 500 万円の損害です。そうすると、あなたはどのような対応を迫られるかといえば、買主に対して法的な責任を追及することになります。つまり、民事責任の追及としての代金支払請求とか損害賠償請求とかですね。損害分の 500 万円を支払えと請求を立てるわけです。このときに、相手方については氏名と住所によって特定します。どこの誰なのかってことです。住所が必要なのは同姓同名がありうるからです。そして、会社の場合には、会社の名称である商号と本店の所在地によって特定します。スタートアップ企業の場合だと、だいたい最初は自宅が本店になってますよね。なってない?

 

……ん、え? 取引先の所在地なんか調べればすぐにわかるって? 最初に教えてもらえばいいから手続は無駄ですって?

まぁそうなのですけれども、それって本当の情報なんですかね?

責任追及されたくなかったらダミーの所在地を渡しておきたくなりません? わたしならそう(以下略

仮に取引の相手方の所在地が違っていると、

「はっ、偽住所…!」

みたいな展開になりますよね。

それを防止するために、本店の所在場所は登記事項になっています(会社法911条3項3号)。商業登記というのは、取引の安全を図るべく取引に必要な会社の情報を公示するものです。要するに、私はいったいどこの誰と取引しているのかという情報を確認できるようにするために、法務局という公的機関の管理の下、会社が自分の情報をみんなに公開しているのです。そして、これを書くのを怠ったりすると登記懈怠であるとして過料の制裁があります(会社法976条1号)。責任の所在をごまかすことを防止する必要があるからです。

というわけで、物理的に「お引越し」すると責任主体を特定できなくなってしまうので、登記のほうの会社情報も更新しておいてね、という手続が「本店移転登記手続」ということになります。会社法上のカテゴリーとしては「変更の登記」の一種ですから、本店の所在地に変更を生じた時から2週間以内に、その本店の所在地において、変更の登記をする必要があります(会社法915条1項)。GVA TECH の場合には、渋谷区にあるヒューマックス恵比寿ビルから同じく渋谷区にある GVA フレンズ(建物名のぶっ飛び方すごくない?)に移転してから2週間以内に変更の登記をすることになるわけです。

実際にやってみた

はい、というわけで、上のようなめんどくさい話はさっさと忘れて登記やっちゃいましょう!(前振りの台無し感

なお、法律事務所や司法書士事務所に本店移転登記の相談に行くと必ず「どこからどこへ移転するのですか?」などと聞かれるのですが、そういうのも全部カバーしています。そう、AI-CON(以下略

とりあえず、登場人物の紹介からです。

今回、登記手続を行うのは総務の平野さんです!

平野さん「ちょっとわくわくしちゃいますね!」(はじける JK のようなノリ)

わたし「あ~、お忙しいところよろしくお願いしますね~」(気の抜けた挨拶)

そしてそして、用意するのはこちらです!

 

  1. PCとプリンターとインクとトナーと用紙
  2. ボールペン(黒いやつ)
  3. ホチキス(普通名称だよ登録商標じゃないよ)
  4. 印鑑セット(会社の実印と取締役のハンコが必要)
  5. 印紙代3万円と法務局までの往復交通費

レディ! Go!(※この「レディ」は掛かってます。)

まずはトップページへ。

どうでもいいですけど背景の画像がグローバル感ありますが、登記はとてもローカルなものですからね?(無粋なコメント

今回は「本店移転」(税別 5000 円。※2019年2月20日現在の価格です。)でいきます。左側のやつね。

わたし「あなたがこれから使うものを指さして」

平野さん「これです」

わたし カシャッ!(写真を撮影)

(※実況見分のノリ)

なお、本店移転登記は次の2つの段階になってます。

  1. 会社基本情報の入力(今どこでなにやってるの?)
  2. 本店移転情報の入力(今度どこにいくの?)

ですね。当たり前ですが、もともとの会社の情報と更新する情報を入力するわけです。

で、どうせ、なんかやたら入力フォームが出てくるんだろうなとクリックしていったところ…

……お。

なにかを発見したようです(わざとらしい身振り

あらかじめ情報が入ってるんですね!(※注:今回はあらかじめ登記情報がアップロードされています。登記情報をアップロードする過程が別途必要になります。)

開発者「ここがセールスポイントです(どや」

次に株主名簿をアップロードします。外部ファイルを読み込むかんじですね。

それを終えたら、前半戦終了。

今度は後半戦ですね。本店移転情報の入力です。

ぶっちゃけみなさん新しい所在地なんか覚えてないだろうし、事前に新しい所在地のわかるものを用意してくださいね! 新しい名刺とか!(先に書いておけよ感

フェーズ2:本店移転情報。

ちなみに、余談ですが、登記手続スケジュールとかも管理できます。今後、機能拡充されます(たぶん)。

さくっと入力を終えて購入画面へ!

ボタンを押す!!(自己契約という茶番

買った。

そして PDF を印刷します!

印刷物キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(全電子化になってないのは行政のせいなのでそこは見逃してくださいね

そしてセールスポイントその2、「登記申請書作成マニュアル」。

これを見れば誰でも無意識に申請書類をつくれる!!

とりあえず迷ったら「○」の部分にハンコをポンポン押していけば大丈夫!

代表取締役から命じられるままにマシンのようにハンコを押す平野さん。

これで申請書類は完成です。やったね!

自分だけでやると半日~数日かかるところを約 20 分で登記書類を作成!(ほんとうは撮影とかおしゃべりとかしているから 30 分なんですけど宣伝だからそう書けって誰かが)

費用は 5400 円!(税込) 士業に頼むと数万円はします!

わたし「これって専門家がやるとどれくらいの時間でできるんですか?」

開発者「今回のケースでは 30 分ですね」

わたし「そうなんですね~」

わたしの上司「おまえも専門家だろ!」

ということなので、AI-CON 登記を使えばプロに近い速さでできる!

……さて、こうして書類が完成したので、法務局に行きましょう。

いざ渋谷法務局へ!(※注:わたしは間違えて渋谷区役所に入ってしまいました。みんなも気を付けような!)

入ったら印紙を買います。3万円です。貼るのめんどくさいです。

で、提出して完了。この間10分!

平野さん、おつかれさまでした~

遅れて歩いてきたわたし(区役所に間違って入った)を「走らなくていいからね~」と煽ってくるそのスタイル、嫌いじゃないぜ!

 

 

(※この記事は、つい最近になって編集長に就任したひらつかが担当し、執筆しています。)

 

あ、重要なことを忘れてました。

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