【必見】フリーランスのWebデザイナーが独立する際に知っておきたい契約リスクとは

Webデザイナーの仕事は、ウェブサイトをデザインすることです。しかし最近では、リーフレット・チラシといった紙媒体のデザインやプログラミングを請け負うなど、活躍の幅を広げているデザイナーもいます。しかし、Webデザイナーとして独立すると、さまざまな法的トラブルに巻き込まれてしまうケースも少なくありません。

そこで本記事では、フリーランスのWebデザイナーが独立する際に知っておきたい契約リスクについてお伝えします。

 

Webデザインはさまざまな知的財産権が関わる

どの知的財産権の保護を受けるのか

デザインは、その特性上、さまざまな知的財産権の保護を受ける可能性のあるものです。ウェブのレイアウトやデザイン、プログラムなどは著作権法の保護を受けますし、ロゴや商品のデザインは、登録することで商標法や意匠法で保護されることも考えられます。業務委託契約を交わす前に、前提として自分が手掛けた成果物がどの法律の保護を受けるのか、また保護されるにはどのような手続きが必要なのかを把握しておくことが重要です。

 

知的財産権を移転する場合はその対価を請求できる

著作権などの知的財産権は、デザイナー自らが保有し、クライアントには使用許諾を与えるケースの他に、委託者に移転し、著作者人格権も行使しないとするケースが見受けられます。しかし、その場合は権利譲渡の対価が、委託料に上乗せされ、妥当な対価となっているかを確認しておきましょう。

修正依頼への対応方法を定めておく

繰り返し修正をさせられるケースが後を絶たない

Webデザインの業務でよくトラブルになるのが、修正依頼への対応です。契約書ではっきりした決まりがないために、クライアント都合で何度も修正をさせられるケースは決して珍しくありません。また、クライアントの要求に応じて修正をしても追加費用は支払われず、泣き寝入りせざるを得ない状況になっているデザイナーも多くいます。

 

何度も修正させられるリスクを回避する方法

このようなトラブルを避けるために、契約の段階でデザインの目的やコンセプト、求められているデザインについてあらかじめ細かく規定し、書面等に残しておくことが重要です。

また、修正についても、「修正は2回までとする」と修正回数の上限を決めておきましょう。クライアント都合による修正要求を避けるために、「契約書の指示通りに仕上げた場合、修正には追加費用が発生する」旨を契約書に入れておくと、自分の身を守ることにつながります。

 

不採用案の扱いをどうするか

1件の依頼に対して複数のパターンのデザインをする場合

たとえば、受託者に複数のパターンのデザインを作成するように依頼して、その中のひとつを実際に製品化する、ということが実務上よく行われています。この場合、不採用となったデザイン案について知的財産権の帰属をどうするかがよく問題となります。

 

不採用案をどちらのものにするかで権利関係が異なる

不採用案の知的財産権をWebデザイナーのものとする場合は、不採用案を他のクライアントの案件に利用することもできますし、後日権利をめぐるトラブルが発生するのを防止することもできます。不採用案の扱いについては契約書に明記することが望ましいですが、見積書などに記載しておくことも一つの方法です。

一方、不採用案も含めてクライアントに知的財産権が移転するとした場合は、後日別の製品に不採用のデザインが使われることも考えられます。そのため、あらかじめ契約書に不採用案を別の製品で採用するときの通知義務の有無や不採用案の分も対価に上乗せするなどの規定を設けておくと安心です。

 

 

再委託ができるかどうか確認しよう

再委託が珍しくないデザイン業界

Webデザイン業界では、委託者から受託したデザイン業務の一部を別のデザイナーに委託することがよく行われています。また、個人経営でデザイン事務所を開く場合、業務委託のスタッフに業務を外注することも珍しくありません。この場合、再委託ができるかどうかが問題となります。

 

 

たいていは再委託が禁止されている

たいていの業務委託契約では、再委託は原則禁止されています。再委託を認める場合も、「あらかじめ委託者による書面での承諾を得た上で」などと条件付きで認めていることがほとんどです。なぜなら、「きちんと仕様どおりに作品を完成させることのできるデザインナーだから業務を委託したい」と考えて委託者が契約を結んでいるからです。

また、第三者に再委託することで、機密情報が外部に流出するリスクもあります。そのために再委託を制限しているのです。第三者に業務を再委託することを前提に受任する場合は、「受託者の責任をもって再委託することができる」などとしっかり管理・監督責任を全うすることを条件に行うべきでしょう。

 

 

稼働の前に契約書に潜むリスクを判定しよう

フリーランスのWebデザイナーとして独立するのであれば、業務委託契約書に自分にとって不利な条項が含まれていないかどうかを入念にチェックすることが必要です。オンラインで契約書のリスク判定ができるAI-CONであれば、契約書をアップロードするだけでどの条項が不利なのか有利なのかを判別することができます。

修正の求め方についても示してもらえるので、法律に詳しくない人でも安心です。クライアントと契約を結ぶ前にはこのAI-CONでチェックしておくことをおすすめします。

 

 

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